営業時間
平日9:00~17:00

未払いの養育費を請求したい|請求方法や消滅時効について解説

  1. 稲坂将成法律事務所 >
  2. 未払いの養育費を請求したい|請求方法や消滅時効について解説

未払いの養育費を請求したい|請求方法や消滅時効について解説

  • 養育費を払うと相手が言ったが、いまだに支払われない。
  • 過去の未払いの養育費はどこまで請求できるのか。

このようなお悩みはありませんか。
本記事では、未払いの養育費の請求方法、消滅時効について解説します。

養育費の請求方法1:相手方との協議

未払いの養育費を請求したい場合は相手方との協議となります。相手が協議に応じない場合や相手と交渉するのが難しい場合には弁護士などの代理人を立てて、交渉するのが一般的です。

養育費の請求方法2:調停・審判

当事者間の協議で解決が難しいこともあります。このような場合、家庭裁判所の養育費調停・審判を利用することも可能です。
家庭裁判所の調停・審判で決められた内容であれば、相手方の財産の差し押さえなどの強制執行も可能です。

最後に

親は子どもを養育する責務とそこに喜びを感じる人格的な利益をもっています。これは当然、父も母も両方ですし、父と母が仲がよいかどうかも関係ありません。
裁判所では費用に関する部分だけが独立して議論されがちですが、本来、子どもの養育の在り方と費用の問題は切り離せません。父母がそれぞれ子どもとどう関り、どのように意思決定をしていくのか、この点を無視して養育費を議論することはできないはずです。親には親として子には子としての個人の尊厳があります。そのような中で、子どもが経済的にも最大限両親の力を活用できることが理想です。
お子様の養育にかかる費用の問題はおひとりで悩まず、早急に専門家に相談しましょう。
養育費について相談したい方は稲坂将成法律事務所までご相談ください。

稲坂将成法律事務所が提供する基礎知識

  • 離婚後の親権者変更|15歳以上の子どもがいる場合の注意点とは?

    離婚後の親権者変更|1...

    未成年の子がいる場合の離婚の際には、親権者をどちらの親にするかを定めた上で離婚する必要があります。 ...

  • 調停離婚

    調停離婚

    ■調停離婚とは 協議による合意が難しい場合に、家庭裁判所で調停(離婚調停)を行う方法を、調停離婚といい...

  • 面会交流権

    面会交流権

    ■面会交流とは 離婚後、親権者とならなかった親であっても、子の福祉に反しない限り、定期的に子との交流...

  • 後遺障害等級は誰が決める?認定までの流れを解説

    後遺障害等級は誰が決め...

    交通事故で障害が残ったが、損害賠償はいくら請求できるのか。 後遺障害等級の請求はどのよう...

  • 個人再生

    個人再生

    個人再生とは、裁判所を通じえ行う手続きのことで、支払いきれない借金を一定の基準に基づいて減額し、原則と...

  • 遺産分割

    遺産分割

    民法には、法定相続人が定められています。法定相続人とは、被相続人の遺産を受け取る権利のある人をいいます...

  • 個人再生の手続きの流れやメリット・デメリットをわかりやすく解説

    個人再生の手続きの流れ...

    個人再生制度では、マイホームなどの重要な資産を手放すことなく、債務総額を約5分の1まで減額できる可能...

  • 財産分与

    財産分与

    財産分与とは、婚姻生活中に夫婦で協力して築き上げた財産を、離婚の際にそれぞれの貢献度に応じて分配するこ...

  • 住宅ローン

    住宅ローン

    共有財産には、プラスの財産だけでなく、住宅ローンや借金などのマイナス財産も含まれ、離婚時にはこうしたマ...

よく検索されるキーワード

ページトップへ